Route

 ネットワーク ルーティング テーブルを取り扱います。このコマンドは TCP/IP プロトコルがインストールされている場合のみ有効です。

route [-f] [-p] [command [destination] [mask subnetmask] [gateway] [metriccostmetric]]

パラメータ

-f

ルーティング テーブルからすべてのゲートウェイ エントリを消去します。コマンドとともにこのパラメータを指定すると、テーブルが消去されてから、コマンドが実行されます。

-p

add コマンドとともに使用すると、システムの起動を繰り返してもルート (経路) が変わらないようにします。既定の設定では、ルートはシステムが再起動すると変わることがあります。print コマンドとともに使用すると、ルートが変わらないように登録されたルートの一覧を出力します。その他のコマンドは、指定しても無視されます。

command

次のいずれかのコマンドを指定します。

コマンド 目的
print ルートを出力します。
add ルートを追加します。
delete ルートを削除します。
change 既存のルートを変更します。

destination

command の送信先となるコンピュータを指定します。

mask subnetmask

このルート エントリと関連付けられるサブネット マスクを指定します。指定されない場合は、255.255.255.255 が使われます。

gateway

ゲートウェイを指定します。

destination または gateway に使うすべてのシンボリック名は、ネットワーク データベース ファイルである Networks とコンピュータ名データベース ファイルである Hosts の両方で参照されます。コマンドが print または delete であれば、送信先とゲートウェイにワイルドカードを使用するか、またはゲートウェイ引数を省略できます。

metric costmetric

最も高速で、信頼性が高く、コストの低いルートを算出するのに使われるコストメトリック整数 (1 から 9999 の範囲) を指定します。

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