効率よく「技術を習得」するための手順と思考
独学で全てを学ぶ事は無理です。あきらめましょう。
プログラム作りに最低限必要なことを学んで、後は随時学習する
- 手順と言語基礎で、コンピュータ思考を完璧にマスターする
- 特定のプログラミング言語仕様を学習する
- ポイントは、目的と機能を理解すること
- ショートプログラムによる実践
- ポイントは、手順化して理解すること
- 様々なテーマで実践を意識して学習する
重要なことがあります。
「プログラムは、分割して構成する」のが一般的です。
思考をプログラムコードに置き換える際、プログラムの構成が重要なキーワードになります。これを実装と呼びます。実用的なプログラムの場合、大まかな手順は一つでも、実装(実現方法)は作る人以上に存在すると言ってもいいくらいです。下手な構成はじぶんでも混乱してきます。基礎を学ぶと同時に、常にどう構成すればいいのかを考えながら実装を考えるという癖になるくらい真剣に行うようにします。
基礎を学んだら
- じぶんのためのプログラム作りに挑戦
または - 人が作ったプログラムのカストマイズに挑戦
そして、常に
- 知らないことが見つかったら、直ぐに調べる
- そこで、さらに知らない言葉があれば、・・・連鎖的に調べる
- わからなくてもいいから、見慣れない用語をチェックしておき
- 頻度が高まってきたら重要な用語なので真剣に理解するようにする
プログラムコード1行の意味がわからない
それは、言語特有の仕様またはクラスライブラリで起こる問題です。
言語仕様の場合は、仕様書とサンプルコードで理解できる場合が多いのですが
クラスライブラリの場合、全く理解できないことが多々発生します。
プログラムコードが理解できないのではなく、その背景や概念が理解できないという事です。
徹底的に調べて学習してじぶんのものにするか、違う方法にするかの何れかしかありません。
次のことはいつも考えて下さい。
- プログラムコードを人に読んでもらうことを意識します。
- プログラムコードは、あなたの思考の結晶です。
プログラミング言語の選択
基本的に、どの環境でどのようなプログラムを作るかで決まってきます。また、一つの言語に拘らないことです。
つまり、C言語プログラマーとかC#言語プログラマーではなく、状況に応じて柔軟に言語を選択してプログラムを実装することを意識して下さい。それほど難しいほどではありません。プログラムロジックを考えることができれば、後はその言語環境をマスターすればいいだけです。
初心者の方は、Windows上で直ぐに始められる言語をおすすめします。指定がなければC#言語、学校などで習っているならC言語です。Javaで始めてもいいですが、Windows環境でちょっとしたプログラムが必要になるケースも少なくありませんので、C#をマスターしてからJava言語やVB言語へと進めばいいと思います。