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イベント(割り込み)
イベントとは、重要な事象が発生したとき、あらかじめ登録されたメソッドに対して1回の呼び出しで伝える機能。
イベントの概要
- GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で使用
- 状態変化の通知などでも役立ちます。
- イベントは、通常、デリゲート イベント ハンドラを使用して宣言します。
- イベントは、デリゲートの代わりに匿名メソッドを呼び出すことができます。
親クラスから子クラス(派生クラス)への通知
ユーザー・インターフェイス・コントロールをカプセル化するクラスでは、ユーザーがコントロールをクリックしたときに発生するイベントを定義します。コントロール・クラスは、ボタンがクリックされたときに実行する処理に関与しませんが、クリック・イベントが発生したことを派生クラスに伝える必要があります。これにより、派生クラスでは、応答する方法を選択できます。
インスタンス化したクラスからの通知
例えば、通信処理などを行うクラスで、受信データ処理の完了や、通信異常などが発生したことを外部クラスに通知する場合があります。外部クラスは、受信データの処理や異常処理に対応することができます。
通知はデリゲートを使用
イベントでは、デリゲートを使用して、その発生時に呼び出されるメソッドをタイプ・セーフにカプセル化します。デリゲートは、名前付きメソッドと匿名メソッドの両方をカプセル化できます。
サンプルは、「イベント発生・受信サンプル」を参照してください。