レガシー Windows API(概要)について

ここで紹介しているAPIは、Windows95、Windows NT3.5時代のAPI群であり、最新のAPIは含まれていないことに注しして欲しい。なお、当時の解説書は現在よりもより詳細に解説しているため、参考になるはずである。

  • レイアウトを変換する際、崩れているページがあります。
  • 概要およびSampleコードはありますが、APIの解説はありません。

ご要望があれば旧版のWin32 API(HELP形式)をお譲りします。問い合わせフォームより申し込みください。

Windows API マルチメディア用語

用語 定義

適応差動パルス符号変調 (Adaptive Differential PCM ADPCM) オーディオ圧縮技術の1つです。

アニメーション 画面の動きをシミュレートした、 グラフィック イメージの連続表示です。フレーム ベースおよびキャスト ベースのアニメーションがあります。

外部オーディオ デバイス マルチメディア コンピュータの中でその出力がMIDI (Musical Instrument Digital Interface) およびウェーブフォーム出力デバイスとミキシングされるオーディオ デバイスです。外部オーディオ デバイスの例としては、 CD-ROMドライバでのコンパクト ディスク オーディオ出力があります。

ブレーク キー メディア コントロール インターフェイス (MCI) で、 待機操作に割り込むキー ストロークのことです。MCIは、 Ctrl+Breakキーをデフォルトで定義しています。アプリケーションはMCI_BREAKコマンド メッセージを使ってブレーク キーを再定義することができます。

コンパクト ディスク デジタル オーディオ (CD-DA) コンパクト ディスク上に高品質なデジタル オーディオ データを約73分まで記録できる、 光学データ記録形式です。レッドブック オーディオとしても知られています。

コンパクト ディスク 読み取り専用メモリ (CD-ROM) コンパクト ディスク上に多量のデータを記録できる、 光学データ記録技術です。

CD-XA (CD-ROM拡張アーキテクチャ) CD-ROM規格の拡張であり、 圧縮オーディオ データをほかのデータとともにCD-ROMディスク上に記録できます。さらに、 この規格では、 ディスクからのデータの読み取り方法も定義しています。オーディオ信号は単一トラック上でテキスト データおよびグラフィック データと組み合わせられているので、 これらを同時に読み取ることができます。

チャネル MIDIは、 MIDIセットアップ内の個々のデバイスにメッセージを送る方法を提供しています。MIDIには16個のチャネル番号があり、 MIDIセットアップ内のデバイスは、 デバイスに固有なチャネル番号が付けられたメッセージだけに応答するようになっています。

チャネル マップMIDIマッパーは、 MIDIメッセージを1つのチャネルからほかのチャネルへリダイレクトできるチャネル マップを提供しています。

チャンク RIFF (リソース交換ファイル形式) ファイルの基本構成ブロックのことです。ID (チャンクIDと呼ばれます)、 チャンク サイズ変数、 および可変サイズのチャンク データ領域で構成されています。

コマンド メッセージ メディア コントロール インターフェイス (MCI) におけるコマンド メッセージとは、 MCIデバイスに固有なコマンドを表わす記号定数のことです。コマンド メッセージは、 デバイスが要求を実行するのに必要な情報を提供する、 関連付けられた構造体を持っています。

コマンド文字列 メディア コントロール インターフェイス (MCI) におけるコマンド文字列とは、 MCIデバイスに対するコマンドを表わす、 NULLで終わる文字列のことです。このテキスト文字列には、 MCIデバイスが要求を実行するのに必要なすべての情報が含まれています。MCIは、 テキスト文字列の構文を解析し、 それを等価なコマンド メッセージと構造体に変換して、 MCIデバイス ドライバに送ります。

コンパウンド デバイス デバイス エレメント (通常はデータ ファイル) を必要とするMCIデバイスのことです。コンパウンド デバイスの例としては、 MCIウェーブフォーム オーディオ ドライバがあります。詳しくは、 デバイス エレメントを参照してください。

コンパウンド ファイル たくさんの個々のファイルを1つの物理的なファイルとして構成したものです。コンパウンド ファイル内の個々のファイルは、 1つの物理ファイルとしてアクセスできます。

コントロール チェンジ MIDIコントロール チェンジ メッセージを参照してください。

デバイス エレメント MCI (メディア コントロール インターフェイス) のコンパウンド デバイスの操作に必要なデータです。一般に、 デバイス エレメントは、 入力または出力データ ファイルです。

ファイル エレメント RIFF (リソース交換ファイル形式) コンパウンド ファイル内にある完全なファイルのことです。

FMシンセサイザ 周波数変調シンセサイザを参照してください。

フォーム タイプ RIFF (リソース交換ファイル形式) チャンク内のデータの種類を識別する4文字コード (FOURCC) です。たとえば、 WAVEというフォーム タイプを持つRIFFチャンクには、 ウェーブフォーム オーディオ データが含まれています。

4文字コード (FOURCC) RIFF (リソース交換ファイル形式) チャンクの識別に使用するコードです。4文字コードは、 空白文字で右側が埋め込まれた、 1文字から4文字までのASCII英数字で表わされる32ビット値です。

周波数変調 (FM) シンセサイザ 周波数変調技術を使ってデジタル発振器の出力を合成してサウンドを作成するシンセサイザです。

General MIDI MIDI規格協議会によって作成されたシンセサイザ仕様で、 再生用MIDIシンセサイザのための共通の設定仕様と一連の機能を定義しています。

HMS時刻形式 メディア コントロール インターフェイス (MCI) で使用する時刻形式で、 時刻を時、 分、 秒で表現します。HMS時刻形式は、 主にビデオディスク デバイスで使われています。

IMA インタラクティブ マルチメディア協会、 および、 国際MIDI協会を参照してください。

インタラクティブ マルチメディア協会 (IMA) 対話的なマルチメディア技術の製造とその利用に携わる、 会社、 研究所、 個人で組織されている専門業界団体です。

国際MIDI協会 (IMA) MIDI仕様に関する情報交換のための非営利組織です。

LISTチャンク LISTというチャンクIDを持つRIFF (リソース交換ファイル形式) チャンクです。LISTチャンクには、 一連のサブチャンクが含まれています。

リスト タイプ LISTというチャンクIDを持つRIFFチャンクに含まれているデータのタイプを識別する、 4文字コード (FOURCC) です。たとえば、 INFOというリスト タイプを持つLISTチャンクは、 作成年月日や著者名などの、 ファイルに関する情報のリストが含まれています。

MCI (メディア コントロール インターフェイス) マルチメディア デバイスとメディア ファイルに対して、 デバイスに依存しないインターフェイスを提供する高レベル コントロール ソフトウェアです。MCIには、 コマンド メッセージ インターフェイスと、 コマンド文字列インターフェイスがあります。

MIDI (Musical Instrument Digital Interface) 楽器とコンピュータとの間で通信を行うための標準プロトコルです。

MIDIコントロール チェンジ メッセージ さまざまなシンセサイザ コントロールの設定を変更するためにシンセサイザに送られるMIDIメッセージのことです。コントロール チェンジ メッセージの例としては、 ボリューム コントロールメッセージがあり、 これは特定のMIDIチャネルのボリュームを変更します。

MIDIマッパー MIDIセットアップ マップに保存されている値を使用して、 MIDI出力メッセージを変更し、 それをMIDI出力デバイスにリダイレクトする、 Windowsシステムのソフトウェアのことです。MIDIマッパーは、 メッセージの転送先チャネルや出力デバイスを変更できるほか、 プログラム チェンジ メッセージ、 ボリューム値、 およびキー値を修正することもできます。

MIDIマッピング MIDIマップのセットアップに定義されているデータに従って、 MIDIメッセージを変換してリダイレクトする処理のことです。

MIDIプログラム チェンジ メッセージ 特定のMIDIチャネル上のパッチを変更するためにシンセサイザに送られるMIDIメッセージです。

MIDIシーケンス MIDIシーケンサで再生できるMIDIデータです。

MIDIシーケンサ MIDIファイルとして保存される音楽の作成または再生を行うプログラムのことです。シーケンサでMIDIファイルを再生するとき、 シーケンサは、 ファイルのMIDIデータをMIDIシンセサイザに送り、 サウンドを生成します。Windowsは、 MCI (MIDIファイルを再生するためのインターフェイス) を通じてアクセス可能なMIDIシーケンサを提供します。詳しくは、 メディア コントロール インターフェイスを参照してください。

MIDIセットアップ マップ MIDIマッパーがMIDIメッセージをリダイレクトするときに使用する、 完全な一連のデータのことです。一度に有効にできるセットアップ マップは1つだけですが、 ユーザーは、 利用可能な複数のセットアップ マップを持つことができ、 [MIDIマッパー]コントロール パネル アプレットで選択することができます。

MMA MIDI規格協議会を参照してください。

MIDI規格協議会 (MMA) MIDI楽器製造業者とMIDIソフトウェア会社で組織されている団体組織です。MMAは、 MIDI仕様の維持のためにMIDI規格委員会と協力しています。

MSF時刻形式 MCIで使用する時刻形式で、 時刻を分、 秒、 フレームで表わします。1秒当たりのフレーム数は、 使用するデバイスのタイプに依存します。コンパクト ディスク オーディオ デバイスは、 1秒当たり75フレームを使用しています。MSF時刻形式は、 主としてコンパクト ディスク オーディオ デバイスで使われています。

パッチ 特定のサウンド (一般には、 特定の楽器音のシミュレート) を生成するための、 MIDIシンセサイザのセットアップのことです。パッチは、 プログラムとも呼ばれます。MIDIプログラム チェンジ メッセージは、 シンセサイザのパッチの設定を変更します。また、 パッチは、 MIDIデバイス間の接続も意味しています。

パッチ キャッシュ 内蔵型MIDIシンセサイザ デバイス ドライバの中には、 そのパッチ データをあらかじめロード、 すなわちキャッシュできるものがあります。パッチ キャッシュにより、 シンセサイザがMIDIプログラム チェンジ メッセージを受け取った後に新しいパッチを使ってノートを再生するまでの遅延時間が短縮されます。また、 パッチ キャッシュにより、 必要なパッチが利用できることが保証されます (シンセサイザはパッチのサブセットだけをロードする場合もあります)

ピッチ スケール係数 アプリケーションは、 ウェーブフォーム オーディオ ドライバに対して、 指定した係数でピッチを変更することを要求できます。スケール係数として2を指定すると、 ピッチが1オクターブ増加します。ピッチの変更には特殊なハードウェアが必要です。再生速度とサンプリング レートは変更されません。

再生速度のスケール係数 ウェーブフォーム オーディオでは、 アプリケーションは、 ウェーブフォーム オーディオ ドライバに対して、 特定の係数で再生速度を変更することを要求できます。再生速度の変更はソフトウェアで実現されます。サンプリング レートは変更されず、 ドライバは、 サンプルをスキップしたり合成したりすることで補間を行います。たとえば、 再生速度係数を2に変更すると、 ドライバは、 サンプルを1つおきにスキップします。

PPQN parts per quarter noteを参照してください。

parts per quarter note (PPQN) MIDIシーケンスで使用される時刻形式です。PPQNは、 標準MIDIファイルで最も一般的に使われている時刻形式です。

プレイメージング ムービー フレームを、 表示前にメモリ バッファ内に構築する処理のことです。

レッド ブック オーディオ コンパクト ディスク デジタル オーディオ (CD-DA) を参照してください。

解像度 ジョイスティックでは、 キャプチャされているジョイスティックに関して送られるジョイスティック メッセージの最小間隔および最大間隔のことを意味します。

タイマでは、 タイマ イベントの精度を意味します。解像度0は、 要求時刻どおりに正確にイベントを発生しなければならないことを意味します。解像度10は、 要求時刻から10ミリ秒以内にイベントを発生しなければならないことを意味します。

RIFF (リソース交換ファイル形式) マルチメディア ファイルの標準形式を定義するのに使われる、 タグ付きファイル仕様です。タグ付ファイル構造は、 将来ファイル形式の定義が変更された場合にしばしば発生する互換性の問題を防ぐのに役立ちます。このファイル形式ではファイル内の各データが標準ヘッダーで識別されているので、 特定のデータ エレメントを認識しないアプリケーションは不明な情報をスキップすることができます。

RIFFチャンク RIFFというチャンクIDを持つチャンクで、 識別コードと0個以上のサブチャンクからなります。サブチャンクの内容は、 フォーム タイプに依存します。

RIFFファイル 公表されているRIFF形式に従った形式を持つファイルです。RIFFファイルの例としては、 ウェーブフォーム オーディオ データ用のWAVEファイル、 MIDIシーケンス用のRMIDファイル、 デバイスに依存しないビットマップ用のRDIBファイルなどがあります。

RIFF形式 RIFF規約を基本としたファイル形式の仕様です。

サンプル 単一の数値で表現される、 ウェーブフォーム データの単位です。サンプリングとは、 アナログ形式のウェーブフォームから一定の間隔でサンプルを取得することにより、 アナログ データをデジタル データに変換する処理のことです。

サンプリング レート ウェーブフォーム オーディオ ドライバがオーディオからデジタル、 またはデジタルからオーディオへの変換を行う際のレートです。CD-DAでは、 サンプリング レートは44.1kHzです。

シーク (1) ファイルI/Oにおけるシークとは、 ファイル内の現在位置を変更することを意味します。現在位置とは、 次の読み取りまたは書き込みの操作が行われる位置のことです。

(2) メディア デバイス (ハード ディスクなど) におけるシークとは、 あるセクタにアクセスできるようにメディアの位置を定めることを意味します。シークにはデバイスによる物理的な動作が含まれるため、 ある程度の時間を要することがあります。

シーケンス MIDIシーケンスを参照してください。

シーケンサ MIDIシーケンサを参照してください。

シンプル デバイス 再生時にデバイス エレメント (データ ファイル) を必要としないMCIデバイスのことです。MCIコンパクト ディスク オーディオ (CDオーディオ) などがその例です。

SMPTE Society of Motion Picture and Television Engineersを参照してください。

Society of Motion Picture and Television Engineers (SMPTE) 映画、 テレビおよびビデオ製作に関わるエンジニアの協会です。また、 SMPTEとは、 このグループが採用している時刻形式 (SMPTE時刻) を指すこともあります。

SMPTE分割タイプ 4つあるSMPTE時刻形式の1つです。SMPTE時刻は、 時、 分、 秒、 フレームで表現されます。SMPTE分割タイプは、 特定のSMPTE時刻に対する秒当たりのフレーム数を指定します。たとえば、 1時間302415フレームという時刻は、 秒当たりのフレーム数、 すなわちSMPTE分割タイプがわかっている場合にのみ意味を持ちます。

SMPTEオフセット MIDIファイルの再生を開始すべきSMPTE時刻を指定するMIDIイベントのことです。SMPTEオフセットは、 SMPTE分割タイプを使用したMIDIファイルでのみ使われます。

SMPTE時刻 ビデオ業界およびフィルム業界のために開発された、 時刻表現の規格です。SMPTE時刻はMIDIオーディオで使われますが、 これはフィルムやビデオの背景音楽 (BGM) を作成する人の多くがMIDIを使用しているためです。SMPTE時刻は、 時、 分、 秒、 フレームで表現される絶対時刻形式です。標準的なSMPTE分割タイプは、 1秒当たり24 25、 および30フレームです。

矩形波シンセサイザ さまざまな周波数の矩形波を加えてサウンドを生成するシンセサイザのことです。矩形波は、 長方形のウェーブフォームです。

ストリーム転送 ハード ディスクやCD-ROMのような記憶デバイスからデバイス ドライバに情報を転送する処理です。

システム エクスクルーシブ データ MIDIでは、 メッセージは特定の製造元のMIDIデバイスでのみ解釈されます。システム エクスクルーシブ データは、 MIDIデバイスの製造元が、 そのMIDIデバイス間で交換できるカスタム メッセージを定義する方法を提供するものです。標準MIDI仕様では、 システム エクスクルーシブ メッセージの枠組みだけを定義しています。

タグ付きファイル形式 情報の種類と長さを識別する標準ヘッダーを使用して、 データにタグを付けたファイル形式です。

テンポ MIDIシーケンサにおけるテンポとはMIDIファイルの再生速度のことで、 分当たりの拍数 (BPM) で示されます。代表的なMIDIテンポは、 120BPMです。

しきい値 ジョイスティック インターフェイスにおけるしきい値とは、 アプリケーションが移動の通知を受けるために座標を変更しなければならないデバイス単位の距離です。しきい値を大きく設定すると、 アプリケーションに送られるジョイスティック メッセージの数が減りますが、 同時にジョイスティックの感度も減少します。

タイム スタンプ 録音されたMIDIデータ (MIDIファイルなど) では、 MIDIメッセージにタイム スタンプでタグが付けられており、 これによって、 MIDIシーケンサは適切なタイミングでデータを再生できます。

TMSF時刻形式MCIで使用する時刻形式で、 時刻をトラック、 分、 秒、 フレームで表現します。秒当たりのフレーム数は、 使用しているデバイスのタイプに依存します。コンパクト ディスク オーディオ デバイスでは、 秒当たり75フレームが使われています。TMSF時刻形式は、 主にコンパクト ディスク オーディオ デバイスで使われています。

トラック CD-DAディスク上のサウンド シーケンスのことです。通常、 CD-DAトラックは、 音楽1曲分に対応しています。

MIDIファイルでは、 情報がトラック単位で分割されていることがあり、 この場合のトラックはMIDIファイルの作成者により定義されます。MIDIファイル トラックは、 MIDIチャネルに対応付けるか、 または音楽の一部 (メロディーやコーラスなど) に対応付けることができます。

ボリューム スケーラ シンセサイザのパッチのボリュームを調節する、 MIDIマッパー パッチ マップの構成要素です。たとえば、 シンセサイザのベース パッチが、 ピアノ パッチに比べて大きすぎる場合、 ボリューム スケーラでベースのボリュームを下げるか、 またはピアノのボリュームを上げることができます。

ウェーブフォーム オーディオを再生するアプリケーションも、 出力ボリュームを調節できます。

WAVEファイル ウェーブフォーム オーディオ データを保存するための、 Microsoftの標準ファイル形式です。WAVEファイルは、 .WAVファイル名拡張子を持ちます。

ウェーブフォーム オーディオ ウェーブフォームのデジタル サンプルからオーディオ ウェーブフォームを録音または再生する技術です。

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