Tftp

 TFTP サービスを実行中のリモート コンピュータとの間で、ファイルを転送します。このコマンドは TCP/IP プロトコルがインストールされている場合のみ有効です。

tftp [-i] computer [get | put] source [destination]

パラメータ

-i

バイナリ イメージ転送モード (オクテットとも呼びます) を指定します。バイナリ イメージ モードでは、ファイルは文字通りバイトごとに移動されます。バイナリ ファイルを転送するときには、このモードを使います。

-i を省略すると、ファイルは ASCII モードで転送されます。これは既定の転送モードです。このモードでは、EOL 文字が、UNIX の場合はキャリッジ リターンに、パーソナル コンピュータの場合はキャリッジ リターン/ライン フィードに変換されます。テキスト ファイルを転送するときには、このモードを使わなければなりません。ファイル転送に成功すると、データ転送時間が表示されます。

computer

ローカル、またはリモート コンピュータを指定します。

put

ローカル コンピュータの destination が、リモート コンピュータの source に転送されます。

get

リモート コンピュータの destination からローカル コンピュータの source に転送されます。

最初に指定するファイルがリモート コンピュータ上にあり、2 番目に指定するファイルがローカル コンピュータ上にある場合は、 put を使用してください。最初に指定するファイルがローカル コンピュータ上にあり、2 番目に指定するファイルがリモート コンピュータ上にある場合は、get を使用してください。

tftp プロトコルではユーザーの認証がサポートされないので、ユーザーをリモート コンピュータにログオンしなければなりません。 また、ファイルはリモート コンピュータで書き込み可能でなければなりません。

source

転送するファイルを指定します。ローカル ファイルが - であれば、リモート ファイルはstdout に出力されるか (get を指定した場合)、または stdin から読み込まれます (put を指定した場合)。

destination

ファイルの転送先を指定します。転送先destination を省略すると、source と同じ名前と見なされます。

▲ページトップに戻る

inserted by FC2 system